またちらほらと雪が降ってらっしゃいます。
今年は頑張りすぎなんじゃないかい?
そんなにあわてなくても、僕らキミを置いてはいかないから。
むしろ感謝をしたいよ。
そうだ、キミの歌ができたんだよ!
とってもカッコいいよ。
これからたくさんキミの事を歌うよ。
まっててよ!
でも、キミを見てると少し落ち込んでしまうんだ。
キミと想い出を重ねる事はきっとよくないね・・・
だってその想い出はキミの様に溶けてなくなっちゃうことはないんだ。
心の隅に冷たく小さく、万年雪の様に凍り付いてしまうんだ。
そしてキミがまた僕らに会いに来た時、それはふとよみがえる。
ねえ聞いてるの?スノーマン。
そうやっていつも置いてきぼりだな。
キミの話を聞かせておくれよ?
もう時間が無いって?
わかってる。
わかってるよ。
ごめんね、もう無理してしゃべらないで。
キミがいるだけでいいんだよ。
ごめんね。
ああ、もうこんなになっちゃって・・・
この雪がキミからの最後のプレゼントなのかな。
ありがとう。
綺麗だね、雪。
ね?スノーマン。
ねえ、スノーマン?
スノーマンてば?
・・・・・・・・・・・・・・
ごめん、ゆっくりお休み。
スノーマン。
僕の想い出たち。
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